Huuuuの柿次郎ブログ

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神崎峰人、田中開、SANABAGUN.…平成生まれの若者が一斉に集うイベント「SPEAKEASY」

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SPEAK EASY 高岩遼 × 呂布 × 田中開 × 神崎峰人 平成生まれのモグリ酒場座談会

 

こんにちは、柿次郎です。明日8月7日(日)15時〜20時@渋谷HARLEMで平成生まれのアーティストやクリエイターが集まったイベント「SPEAKEASY」が開催されます。

 

2016年8月7日、渋谷HARLEMにて平成生まれのヤングガンたちが謀る複合型ストリートカルチャーイベント「SPEAK EASY」が開催される。本イベントタイトルの由来になっている“スピークイージー”とは、禁酒法が施行されていた1920〜30年代のアメリカにおいて、アルコールが密売されていた場所を指す言葉である。

 

今回、「SPEAK EASY」=“平成生まれのモグリ酒場”には音楽、ファッション、スケボー、タトゥー、ジャンクフード、ブックカルチャーのフィールドにおいて、それぞれ自らの信念を貫き独創的な生き様を示している平成世代が一堂に会する。

ライブアクトとして、SANABAGUN.、KANDYTOWN,THE NUGGETS、SWINGERZ、リベラルが、DJとしてオカモトレイジ(OKAMOTO’S)が出演。

さらに渋谷HARLEM内にスケートボードのランプを設置(!)し、1日限りのパークと化した空間でスケーターたちがパフォーマンスを繰り広げる。

 

また、新宿のゴールデン街に今年オープンした“レモンサワー専門店”を掲げるバーであり1000冊を超える蔵書を所有する「The OPEN BOOK」がフード提供と“平成文壇”をテーマにしたブースを展開する。

 

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ちょくちょく仕事をしたり飲んだりしているBUDDHAの神崎峰人くん(写真左)が主催で、オモコロやハイエナズクラブでも活動していた「終わってるボンボン」こと田中開くんも関わっていることもあり、当日は遊びに行こうと思っています。

 

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昔はこんな素朴な見た目だったのに…

 

気づけばリンク先みたいにシャブ中のテニスプレイヤーみたいな見た目になってしまいました。新宿ゴールデン街で「The OPEN BOOK」というお店を始めてすこぶる順調らしいです。失敗して全財産失って欲しかったのに…。

 

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そんな二人が取り組んでいる本イベント。事前プロモーションも気合が入っていて、前売り券は高級感漂いすぎるブラックカード。どれだけコストかけてんだって話なんですけど、神崎くんは尖りオーラが漏れ出ちゃうタイプなので「やるならトコトン」のクリエイター気質なんでしょうね。

 

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わざわざチケットを届けに来てくれて神崎くん。

 

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omocoro.jp

過去にARuFaのお尻を型どった尻バレーボールを作ってもらったり、

 

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ベンチャー展でホリエザウルス

 

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家入ミイラを作ってもらったり、いまではバーグハンバーグバーグにとっても欠かせない存在でもあります。なんでも作れるってすごいな。

 

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で、この日はざっくり談笑していたんですが…。「もっとプロモーションするためにはどうすればいいですか?」(神崎くん)の質問に対して、「イベント告知は難しいよね。個人ブログでよければ宣伝するよ!」と偉そうなこと言ったんですが・・・

 

ほぼチケット完売!

 

その間ブログを書くこともせず、様子を見守っていたのが恥ずかしくなりました。なんなんだ。偉そうなアドバイスしといて。「やべーぞ、これはやべーぞ」!と危機感を抱きながら、前日に宣伝力のないブログをしたためてるわけです。

 

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どんな雰囲気なのかは、この座談会動画がわかりやすいかなと思います。

 

careerhack.en-japan.com

 

最近、フックアップカルチャーがどうこうって偉そうに語っていたのにこの体たらく…。元々這い上がる力を持っている人にはあまり関係ない話なのかなと、ある意味学びがありました。

昭和57年生まれのおじさんとしては、彼ら平成生まれの才能に媚び売っていかないと10年後が怪しいので、昭和生まれのおじさんも今後シリーズ化されるかもしれない「SPEAKEASY」に注目しましょう。

 

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SANABAGUN.、KANDYTOWNは普通にファンなので楽しみです。

 

 

イベント概要

2016年8月7日(日)渋谷HARLEM
15:00~20:00
料金:当日¥3500/1D別¥500
<出演者>
SANABAGUN./KANDYTOWN/THE NUGGETS/SWINGERZ/リベラル/オカモト レイジ(OKAMOTO’S)and more…

<フード>
THE OPEN BOOK 東京都新宿区歌舞伎町1-1-6ゴールデン街五番街

前売りチケット
goo.gl/Ini6yg

 

 

 

企画は「一石五鳥」の想いを込めて設計する - 熊本震災支援イベントを例にして

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ジモコロの企画で「熊本県黒川温泉に自腹のライター100人集めて、情報発信させましょう!」と思いついたのが今年のゴールデンウィーク。イベント自体を実施したのは7月頭で、その時の体験取材を元に情報発信のアウトプットがしっかりとした形になった。短いような長い道のりをほんの少しだけ振り返ろうと思う。

 

嬉しいことを書いてくれた友達のもっちーへのはてなブログアンサー的な感じで。

 

そもそもの全体レポートはこちらをどうぞ!

 

一石五鳥の定義とは?

前提として僕が人を巻き込んだ企画を考えるときに「一石五鳥」を意識する。あわよくば一石五鳥以上。まず自分自身がやりたいことかどうか。ここがモチベーションの火種になる。次に企画を動かすことで誰を巻き込めるのかを想像する。

ここで巻き込みたいのは「仕事に繋がる」といった意識も当然あるが、それ以上に「仕事で繋がった人とどう仲良くなれるのか」がポイント。というのも年を重ねると純粋な友人関係を作りにくくなるからだ。

 

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人の出会いの種類はさまざまだが、往々にして利害関係で初対面の場が生まれることが多いと思う。その壁をぶち壊すための動機が必要になるというか。意識的に仕事の壁を横断したコミュニケーションを実践するようにしている。

だからこそ「この人ともっと話したい!遊びたい!」という素直な欲求を実現することが大切で、仕事という土俵で友達になれる方法を模索する。さらに3年後、5年後の関係性まで想像するとより良い。元々仕事で繋がったのに、そこから友達に発展したら何かが生まれるかもしれないからだ。

 

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さて、この時点で仲良くなりたい人を巻き込めていたら「一石二鳥」の完成。この部分が大きな要素を占めていると言っていいだろう。次にその関係性で「世の中に影響を与えるものを作ろう」と自ずと意識が働くものだ。

WEBサイトにするのか?

記事に落とし込むのか?

リアルイベントを仕掛けるのか? 

大きな枠組みを想定すれば、おのずと必要な企画が見えてくる。共感の高いものでもいいし、純粋におもしろいと思えるものでもいい。バシッとハマった企画に向けて会議や打ち合わせを重ねていく瞬間も楽しい時間のひとつだ。

 

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そう、この過程が仲良くなるための装置になっていることを忘れちゃいけない。むしろ、美味い酒が飲みたいだけのときもある。私利私欲とか利己的な気持ちとか、全部ごちゃ混ぜになってくるのが理想!

 

動機を意識的に積み上げる

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さらに発展させてみよう。ブラッシュアップした企画に対して自信が生まれてくると、仕事の成果に繋がる道筋が見えてくる。

そもそも、仕事の定義も2種類あると思っていて。1つは日本に生きる大人としての社会人としての貢献。もう1つは個人や会社に対する利益的な貢献だ。この2軸を掛け合わせれば、基本的に間違いが起こらない。同時に他人に文句を言われにくい環境を整備できる。

その上で結果を想像すると…「きっと関わった人が幸せになれるはず!」と自己肯定力がドーンと生まれる寸法だ。

 

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さてさて、こうやってダラダラと並べてきた動機の要素を積み重ねてみよう。すると、「あれ? 気づいたら一石五鳥になってない?」と気づくはずだ。「みんなハッピーになるんじゃない?」と。

 

ここで、今回の熊本震災支援イベントに置き換えてみよう。理論的に書いてるように見えて、一部無理やりな積み上げ方をしているのはご容赦いただきたい。

 

  1. 所縁のある熊本のために何かやりたい(=自分の動機)
  2. 前から一緒に何かやろうと言ってくれていた仲間を巻き込もう(=仲良くなる動機)
  3. 社会意義のある共感性の高い企画で世の中に影響を与えられる!(=仕事の動機)
  4. その結果が黒川温泉の人のためになり、ジモコロの実績にも繋がる(=結果の動機)

 

あ、1つ足りない…。

 

今後の活動を持続的にするために

ここで僕が考えた五鳥目…それは「嫁の存在」。いかんせんジモコロを始めてから全国津々浦々、地方出張が異常に増えた。さらに仲間が増えると飲みや遊びが増える。結果、家に帰るのが遅い。土日も家を空けている。もし家にいてもヘラヘラと笑って屁をこいてるだけだ。なんだ俺、ダメなやつじゃないか。

ただ、屁は臭くない。その自信はある。

 

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「新婚にも関わらずこれはヤバい!」

少し危機感を抱いたこともあって、熊本震災支援イベントに嫁を自腹で連れて行くことにした。しかも、現地では主催者ということで良い宿を用意してもらっていて、This is おもてなしの洗礼を受けることができた。

 

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嫁もキャッキャッとはしゃいで大喜びだ。普段の飲み歩いたり、何かと旅に出たりするのも「こういうことね」と思わせる大事すぎるほどの機会にもなる。

 

その結果…

 

  1. 所縁のある熊本のために何かやりたい(=自分の動機)
  2. 前から一緒に何かやろうと言ってくれていた仲間を巻き込もう(=仲良くなる動機)
  3. 社会意義のある共感性の高い企画で世の中に影響を与えられる!(=仕事の動機)

  4. その結果が黒川温泉の人のためになり、ジモコロの実績にも繋がる(=結果の動機)
  5. ついでに家族孝行もできて、夫としての信頼ポイントも大幅UP!(=家族の動機)

 

よっしゃー!!

5つの動機が積み上がって、念願の一石五鳥の大フィーバー状態になったー!!

 

というわけで、何かしら大きな企画を自主的に動かすときは、こんな感じで動機を積み上げていってみるのもアリかなと。飲み会の幹事にしても、イベントの主催にしても、時には「なんで俺ばっかりやらなきゃいけないんだよ!」とストレス負荷がかかることも珍しくない。その負荷を極力減らす…そもそも自分得なことを仕込みまくる脳みそは持っていて損がないと思うんよ!

 

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「大変でしょ?」「いや、大変だけど得するから大丈夫!」と言い張れるこの感じ。次は一石十鳥に挑戦してみよう。とんでもない動機が必要だな…。

 

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しかし、黒川温泉の泉質最高だったなぁ…。

 

熊本震災支援イベントのWEBサイト

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KUROKAWA熊本震災支援イベント 公式WEBサイト

全体の流れ、イベントレポート記事はこのサイトにまとまっています! ぜひ他の記事も読んでみてください。あと、田村くんが作った最高の動画も合わせてどうぞ。

 

vimeo.com

 

 

書いた人:徳谷 柿次郎

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ジモコロ編集長。大阪出身の33歳。バーグハンバーグバーグではメディア事業部長という役職でお茶汲みをしている。趣味は「日本語ラップ」「漫画」「プロレス」「コーヒー」「登山」など。顎関節症、胃弱、痔持ちと食のシルクロードが地獄に陥っている。 Twitter@kakijiro / Facebookkakijiro916

 

【余韻】伝説のヒップホップイベント復活!「さんピンCAMP20」の感想&出演アーティストMVまとめ

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1996年7月に開催された「さんピンCAMP」から20年。伝説として語り継がれるヒップホップイベントが復活しました! 「マジかよ〜!!」と驚いたオジさんヘッズも多いのではないでしょうか。1998年頃から日本語ラップにハマった僕も例外ではありません。気づけば18年…? 大体友だちだった悪いヤツも30代で所帯持ちってこと…? そりゃ、今年で34歳にもなるわ…。

昨年、BUDDHA BRANDのDEV LERGE急逝という悲しいニュースがあって何か大きな動きを感じていたんですが、日本で一番チカラを持っているヘッズことサイバーエージェント藤田社長が仕掛けた「フリースタイルダンジョン」が大成功。それまで日本語ラップに見向きもしなかった層が、ムーブメントを後押ししています。矢先にこの「さんピンCAMP20」の開催ですよ。なんて良いタイミングなんだ。

奇跡的に前日チケット入手に成功し、さっきイベントから帰ってきたばかりなんですが…余韻を生かして出演アーティスト×代表的なMVを並べてまとめたいと思います。 20年分の文脈があって「どんな背景があり」「誰が出演していたのか」よくわからなかった人たちに役立てていただければこれ幸い。感想はスピード重視の雑さですみません。

 

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nuwton.com