2014年4月5日、今年初の山登りに行ってきました。場所は、初心者でも満足度が高いと噂の「金時山」。今回は「登山やろうぜ!」と強引に口説いた初心者2人を連れていくので完璧なプランを立てて臨みました。電車移動はダルいからレンタカー! 車中は懐メロのBGM! 途中サービスエリアでメシを食って“小旅行の満足度”を意識しつつ、金時山の麓に到着。
朝8時頃の公時神社駐車場状況は8割方埋まっている感じ。500円の駐車料金を支払って準備を整えます。徒歩10分ぐらいのところにコンビニがあるので、買い忘れた物があっても安心です。数多の山を共に登ってきた竹中さん、トシさんという兄貴がいるので布陣も完璧。唯一、膝の痛みが不安かなと。竹中さんに譲ってもらったミスリルサポーターで補強し、いざ出陣じゃー!!
コンビニ近くの「矢沢倉峠コース」から山頂を目指すぞー!!
友人のタニさんは初登山。オカダカズチカのレインメーカーポーズで登山デビュー戦を迎えます。登山ファッションとしてのセンスは15点ですが、大丈夫なんでしょうか。タオルはももクロですね。
キレイに舗装された登山道なので歩きやすい。ただ、前日が雨だったのかややぬかるんでいる。
登り始めて15分。みんな余裕の表情。ちょうど良い気候だったので絶好の登山日和でした。
途中から景色が一変し、めちゃくちゃ情緒ある風景に!
「情緒〜!!」って叫びました。撮影スポットにも最適ですね、ここ。
引きで撮っても、田舎の原風景みたいになるのでオススメ。
20分毎ぐらいに小休憩を重ねながら、良いペースで登っていきます。
1時間ほど登って振り返ると、迫力のある景色がズドーンと広がってテンションUP。
景色を堪能した後は、やや急な道が続きます。初心者2人は少しバテていましたが、僕もこっそりバテていました。「登りたったの1時間30分でしょ?」とナメた気持ちでいたのがダメだったんでしょうね。妖怪「山舐め」に足をすくわれるところでした。
今回の登山、最後の難関…! ロープを使ってグイっと身体を持ち上げるステージです。ケイン・コスギでギリギリ登れるぐらいのレベル。全員の力を合わせて何とか死人を出さずに済みました。危ない、危ない。ここをクリアして少し登れば山頂です。
着いたー! 人工的な青空(Lightroomで適当に自動補正した結果)と山頂に雲がかかった富士山…これぞ金時山の醍醐味!!
別名・猪鼻山なんですね。知らなかったし、よく読まなかったので歴史をひも解くことはできませんでした。
そしてこちら! 童話「金太郎」の起源的な場所とされているため、撮影用のデカいバトルアックスが置かれています。こういった撮影アイテムを置くのは素晴らしいな〜! 持つでしょ〜! 撮るでしょ〜!!
全員集合の記念撮影。Lightroomの自動補正のおかげで、みんなメタルクウラ(フリーザの兄)みたいな肌質みたいになってるな…。
山頂には「金時茶屋」という店があって、名物・きのこ味噌汁やドリンク類、アルコールまで置いています。僕たちもきのこ味噌汁を頼んだんですが、店の前から離れた場所に陣取って休憩していたため、店員が怒っていたそうです。むしろ、店員同士で喧嘩してたとかなんとか。注文するときはお店近くで待機しましょう…!
100円で使える超絶キレイなトイレもある。便利すぎる…!
今年に入ってからコーヒー好きになったので、登山の醍醐味である山頂コーヒーに挑戦。まさか掛け算になる趣味を持てるとは…漫画『岳』の影響でしかないけども。前日にAMAMERIA ESPRESSOで挽いてもらったコーヒー豆をペーパードリップで。ズズズ…美味い気がする〜!!
そのためだけにモンベルのステンレスマグカップ(1500円)も買ってきたからね。そりゃ美味いと思うはず。投資した分だけ、感動は思い込める!
これが浪費家としての能力や!!
その後、縦走しようと思ったんですが、トータルで3時間ぐらいの行程になりそうだったので取り止め。これまでずっと「膝が痛い…膝が痛い…」と晩年の武藤敬二状態だった僕も今回は珍しく平気だったので、良い状態のまま下山することにしました。レンタカーがあるから温泉に寄って帰るぞー!!とチームを鼓舞し、野天風呂で有名な箱根の「天山湯治郷」へ。
自然に囲まれた野天風呂は最高だし、併設された蕎麦屋「岩清水」(16時30分閉店だから気をつけろ!)は都内でもなかなか食えないレベルの超美味い蕎麦を安価で提供してくれるし、金時山登山→天山湯治郷→岩清水のコースは満足度高すぎる。今後、登山初心者と一緒に行くならこのコースを鉄板として考えたいと思います。