Huuuuの柿次郎ブログ

47都道府県を旅してる男のブログ

若者が楽しく読める「NHKの番組」みたいな記事を作りたい

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2015年も終わりを迎えつつありますが、僕が全力を注いでいるWebメディア「ジモコロ」はまだ終わりません。なぜなら、12月30日(水)公開分までの記事を用意しているからです。

 

www.e-aidem.com

年内に出さないともったいない記事があるし、「よっしゃー!」と勢いで作った記事が多すぎて、1月分もほぼ埋まっているぐらいで。どれだけ「余裕」を作れるのかも、Webメディアの課題かもしれません。ギリギリ進行よくない。その分1月は、メディアの新しい動きやリアルイベントの計画などを進める予定です。来年もやるぞ、やるぞ!

 

●進行の「余裕」の中でじっくり作った記事

www.e-aidem.com

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先日公開した新潟燕三条の取材記事2本は、その「余裕」の中でじっくり2ヶ月間かけて作りました。まぁ、これは別に自慢できることはなくて、目指した「一次情報」の質量と情報量がデカすぎて、ただただ腰が重くなった理由もあります。1泊2日で8件くらい取材して脳が痺れるほどの情報を浴びたんですよ。これは遅くなっても仕方がない!

さらに僕自身の記事はスケジュールに組み込まない様にしていて、良くも悪くも時間をかけることができるため、2ヶ月間という熟成期間が生まれたんですね。はい、自己弁護終了。

新潟取材のきっかけは、記事中に登場するアメシン手塚くんと飲んでたときの会話です。特注している握り鋏の製作者であるその道60年の鋏職人・外山さんとのエピソードに心動かされました。

 

ちなみに燕三条の金属加工技術を象徴するようなGIF画像を載せて告知したんですが、現時点で約3000リツイートもされています。自分が驚いた感覚をそのまま落とし込んだんですけど、GIF画像1枚でもその驚きって共有できるんですね。正直想像以上の反響で、この画像きっかけで一人でも多くの人が読んでくれるといいなぁ、と。

 

こちらTwitterの反応。こういったリアクションを引き出せたのは、本当に編集者冥利に尽きるというか。同じ新潟県出身の人には誇りを持ってもらいたいですし、ぜんぜん知らなかった人には日本の職人技術はすごいんだなって頭の片隅にインパクトを残してもらえたら最高です。 

さて、長々と語ってきましたが、今回の企画をきっかけに若者でも楽しく読める「NHKの番組」みたいな記事を今後も作っていきたいなと考えを強くしました。時間も予算もあそこまでかけられないですし、あのクオリティには届かないかもしれないですけど。「スマホ」で「いつでも読める」というWeb媒体の性質を利用して、読み手の好奇心を動かして「もっと知りたい!」と思わせることができたらいいなと思います。

 

 

●予告!!

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ちなみに明日は話題沸騰中、17歳の天才アーティスト「ぼくのりりっくのぼうよみ」の取材記事を公開します!やったー!わーわーわー!

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僕が好きすぎて強引に企画を立てて取材しました。テーマは「才能」。17歳でこんな音楽作れるってどうなってんの? どんな環境で育ったの? 「才能」についてどう思ってるの? みたいな質問をカメントツくんと共にぶつけてきました。

 

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ネットネイティブな世代ならではの部分も突っ込んでるのでお楽しみに!