Huuuuの柿次郎ブログ

47都道府県を旅してる男のブログ

サシ飲みシリーズ 第13弾「アクセプティ 竹中直己さん」

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毎度、バーグハンバーグバーグの柿次郎です。サシ飲みを継続的にやっていて強く思うのが、刺激的な話を聞いて学ぶことや交流を深めること以上に、“自分語りのぶつかり稽古”的な価値が高いなーと。サシでお誘いした人と向き合って話すときの心構えは、普段のお付き合いとは当然異なるわけです。


尊敬している人と話す以上、自分をしっかり伝えないと意味がないし、相手も具体的な助言を伝えづらいだろうし。文字通り“胸を貸してもらう気持ち”で深く話し込んでいけば、どんどん自分自身が見えてくるんですよね。あ、俺ってこんなやつだったのかと。仕事に向き合う価値観や今後の動き方から、自分を取り巻く環境まで。ぶつかるごとに不思議発見があるので、僕の脳みそはスーパーひとし君人形で埋まりつつあります。最終的には、「キングコング2 怒りのメガトンパチ」のラスボスステージみたいになるかもしれません(1体ずつ押し寄せる草野仁…!!)。


そんなサシ飲みシリーズも13回目! 今回お誘いしたのは、株式会社アクセプティの代表取締役・竹中直己さんです。何かと親交のある株式会社カドベヤ(今年で創業10年!)から一昨年独立されて、現在は新しい環境でバリバリやられています。ちょいコワモテなビジュアル(背も高い)で「新宿スワンに出ていました? ミネルバの幹部的な…?」と恐る恐る聞いちゃいそうなんですけど、喋るとすごく温和で優しい人なんですよね。しかも、交流関係が幅広くて、話の引き出しも異常に豊富! 人間的な魅力にグイグイ惹かれてお誘いしました。


今回は僕のリクエストで、新宿・ゴールデン街でサシ飲み決行! 1軒目はゴールデン街近くの『先斗町』という居酒屋(美味い!)で、そこから竹中さん常連のゴールデン街のBAR『流民』へ移動するコースです。お互いの接点の話から、共通の趣味である格闘技や過去の恋愛トーク、生き方的なツッコミ・ボケの話、仕事の話まで、がっつりと話し込みましたよ。お互いに「わかる!わかる!」を連発するような珍しい共通体験があって、兄貴と呼びたいくらいの親近感を覚えました。


何より気持ち良かったのが、竹中さんの「受け」(肯定)の上手さ。何を話しても真正面から受け止めてくれて、「わかる、わかる」と笑顔で応えてくれるんですよね。すごい笑ってくれるし。自分語りをするときって、まだ思考的に固まっていない内容を奥底から引っ張ってくることもあるじゃないですか。煮こごりみたいにプルプルのやつ。料理長も「これ、客に出していいの?」みたいな。そのときの話し方って「えーっと」「なんて話そうとしていたのか…」が合間に挟まるような物言いで、あんまり定まってないんですよね。話しながら固める感じ。


そんな僕に対して竹中さんの言葉。


「人が言い淀みながら真面目に話すことは、本音を語っている証拠。今、柿次郎くんが話してることは本音だからこそ伝わる。むしろ、人から借りたような言葉でスラスラと喋るやつの方が信用できないよ」


な、なるほど〜! ただ受け止めるだけでなく、ロンギヌスの槍みたいに深く刺さる言葉も返してくれて…それって真剣に考えてくれているからこそじゃないですか。これぞ、竹中部屋のぶつかり稽古! 親方直々のぶつかり稽古は効くな〜。


そんな熱い思いが実ったんでしょうかね。翌日は僕の後輩(24歳)を連れて、またも『流民』へGO。竹中さんも合流して、シリーズ初の2夜連続で語らいましたよ。しかも、連日終電を逃すほどの盛り上がりで。「先輩と後輩の狭間」みたいなポジションで、横並びで語る感覚も新鮮で良かったなぁ。竹中さんは、僕の後輩に対しても真摯に向き合ってくれて…本当に有り難い限りです。


同時に新宿・ゴールデン街の楽しみ方というか。個性的な人たちが渦巻く場所のエネルギーを肌で感じられたのはもちろん、「ここに行くときは、終電で帰るなんて生温い考えは捨てよう。もったいない!」と思えるほど、飲みの醍醐味を体験することができて良かった! 通えば通うほどに面白い出会いがありそうなので、今後も定期的に通いたいと思います。竹中さん、2日連続でお付き合いいただいて本当にありがとうございます&スペシャルごちそうさまでした!


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<竹中さんの関連リンク>
・株式会社アクセプティ
http://www.acceptee.co.jp/
・流民(リウミン)
http://liumin.jp/liumin/
・株式会社カドベヤ
http://www.kadobeya.net/